マイケルジャクソン

MJ、君臨




いきなり私の中にマイケル・ジャクソンが君臨してしまった。




音楽好きじゃなくても誰もが知る最強アーティスト あのマイケルジャクソン。
2009年にこの世からいなくなってしまった あのマイケルジャクソン。
ファンだとかどうかとかを超えたみたいな存在 あのマイケルジャクソン。

私がMJを初めて見たのは小学生の時。

確かディズニーの新しいアトラクションについてのテレビの特集を観た時でした。
その映像に出てくるエキゾチックでミステリアスな容貌の何人なのか分からないような
なんだかキラキラした宇宙服みたいな衣装を着た変な動物たちとからむ青年にホレボレした記憶があります。
それから夜、布団に入る時に「あの人凄く綺麗な人だったなあ。あの映像の中に入れたらなあ」と幼いながらもポワポワ可愛らしく思い出していました。

でもその時 私はそんなにディズニーのファンというわけではなかったですし
親にあの人は誰かだなんてなんだか気恥ずかしくて聞けませんでした。
そもそも音楽や流行り物には疎い家庭に育ったものですから
(家庭に流れる音楽といえばさだまさしのみ) 
それ以上 その素敵な人が一体誰なのか詮索するすべもなく知らないままでした。
その青年がアトラクションキャプテンEOのマイケルジャクソンであることを知るのはもっとずっーーと先のことになります。

キャプテンEOののマイケル かっこいい・・・♡

次に私がマイケルのことを意識したのは私が大学生3年生のころ。
2003年くらいのことだと思います。小学生から随分たっての再会。
「マイケル・ジャクソンの真実」というドキュメンタリー番組を見た時です。
あの時は、何がきっかけでそんなドキュメンタリー番組が急にで始めたのかはわからないですが
ワイドショーで取り上げられて世間では騒がれていたし、私も面白そうだと興味本位で見ていました。
確か日本版ではデーブ・スペクターが司会をしていました。
(朝のワイドショーの小倉さんの番組でデーブはいっつもマイケルの整形のこといじっていた記憶がありますw)

あの時、ただ単にゴシップを冷やかしで楽しむように見て見ただけなのに
内容はちょっと普通じゃなくてむしろ彼の異常性を前面出していて
バルコニーから子供を吊り下げている姿とか異様で、ちょっと失礼だけどその時「ヤバイキモい人だ・・」と思うと同時に、なぜかマイケルが気になって気になってしょうがなかった。これで気になるとか私は頭がどうかしているのかな?と自分の趣味嗜好を心配しました。連日ワイドショーで見ていたせいで単純接触効果みたいな心理学的なことで親近感が湧いたのでしょうか?
なんだかもっとじっくりとにかく知りたいと思って、近くの図書館に行って 元となった本を借りてじっくりと読んでいました。

この頃はまだ2000年のIT革命からたった三年かそこら経っているだけ。ネットが今ほど普及していなくて、私もネットが怖くていじれなくて
情報を得るところといえば、本屋さんかテレビ、図書館しかありませんでした。

マイケル・ジャクソンの真実(上) (日本語) 単行本 
J.ランディ タラボレッリ  (著), J.Randy Taraborrelli (原著), 岡山 徹 (翻訳)

本の内容は番組の元になっただけあって決してMJにとっていい内容ではなかったのですが、読み進めていくうちにそれでもなんとなくMJにどんどん人間味を感じてなんだか自分ごとのようになって気分が落ち込みました。
その頃テレビで、幼児虐待容疑で問い詰められている真っ赤なシャツを着て会見をする 真っ白なマイケルのなんとも言えないウィスパーボイスに衝撃!

地声がこんなに優しいんだ・・・。優しそうな声すぎる・・・!
その声は弱々しくてとても印象的でした。(そもそもいろいろ糾弾されているからそりゃ声も弱々しくなるだろうけれど)
そしてだんだん「マイケルに何かわかんないけど味方したい」という勝手な使命感に囚われて
私が当時最も苦手なネットをどうにか駆使してファンサイトに応援するようなコメントを送りました。
無論応援を送ったところで何かができるわけではないけれど、私にはそれ以外のやり方は思いつきませんでした。あの時はパソコンのウイルスに何か感染するのではないかと冷や冷やしましたw

そして加速的にどんどん好きになって、有名な曲以外は一体どんな曲を歌っているのだろうと
●スリラー
●デンジャラス
●バッド
●インヴィンシブル

左から Thriller BAD  DANGEROUS Invincible

これら4枚のアルバムに加えて、PVビデオ(VHS !)を思わず新品で一気に買ってしまったのでした。大学生でお金がなかったのに思えば大金を払ったものです。
でもその時は、高いとか全く思わなく
ただ欲しい!という気持ちで迷わず一気に買ったのだと思います。
暇な大学生生活、時間があれば何度もマイケルのPVを見たりしていました。
そんな中うっすら、気づきました。
小さい時見た、あのエキゾチックて素敵な青年はマイケルだったのかもしれない!と。(ちょっと気づくの遅い 笑)

そのうちに時が過ぎて、私の中の熱は徐々におさまり、他の事柄に興味を奪われて
これらの買ったCDたちは中古に出してしまったようでした。
(今VHSビデオとかCDがあってもプレイヤーがないからそれはそれでよかったのかもしれませんが)
それからまた数年はマイケルのことを大して思い出すことはありませんでした。

そして2度あることは3度ある、3度目の正直。予期しないサードインパクト。

3度目にマイケルが私に君臨してきたのは
2週間前の2020年8月11日。つい先々週です。
思えば大体10年ごとに私はマイケル を思い出すようです。

きっかけは、ちょっとした 本当に本当にちょっとしたことでした。
大したことじゃないはずなのに
マイケルは突如沼と化していき、私は意図せずその沼に気軽に足を踏み入れてしまったのでした。

なんだか ちょっと大げさい言いましたが
そのちょっとしたきっかけをくれたのは、私が大好きな漫画What’s Michael?
「柔道部物語」などを描いている小林まこと作の猫漫画です。

What’s Michael?―闘魂プロダクション 小林まこと(著)

動物好きな私は無論猫も大好きで、しかも猫の描写と習性が手抜きなく丁寧に描かれたこの漫画が小学生低学年の時の頃から大のお気に入りでした。
小さい頃何度も何度も繰り返し読みましたし、ウン十年たった 今でも実家に帰るたびに
擦り切れてボロボロになった『What’s Michael?』の単行本を手にして 覚えるくらいに見てきたページをまためくっては猫あるあるに笑っています。

現在私は一人暮らしで手元にその漫画は持っていないのですが
今でも仕事上のいろいろなSNSのアイコンに『What’s Michael?』の猫マイケルの画像を使ったりして
今でも大好きな漫画のひとつです。
なんとなく読み返したいなと思って、でも手元にないので
記憶の中に格納されている脳内漫画をめくって色々思い出していたのです。

その漫画の中にこんなシーンがあります。

出典:What’s Michaelコミックスより
出典:What’s Michaelコミックスより
出典:What’s Michaelコミックスより

そう!すぐに気づくと思いますが、これは完全にマイケルジャクソン「Bad」のMVのダンスシーンのパロディなのです!すごく可愛いし でもダンスも詳細に描かれています。しかもダンスシーンだけでなくて、これはちゃんとしたロングバージョンのストーリーのところも描かれてます。

この漫画が連載開始したのが 1985年頃。
史上最も売れたアルバムの一つであるBadが発売されたのが1987年。ちょうどまさにその時期だったみたいです。もしかして著者の小林まこと先生はMJファンだったのでしょうか?

流行に疎い私はその頃やはり世界でそんなものがあるだなんてことは知らないし、このダンスをするシーンがまさかマイケルのパロディであることもその時気づきませんでした。
ただ「マイケル(猫の方の)可愛い〜〜♡」と何度も眺めていたものです。

このバックダンサーの印象的なこのハチマキの男性もちゃんと描かれているのが
ちょっと面白いですよね。
(よく見たらハチマキの日の丸の真ん中に幸の字が!)

マイケルジャクソン マイケルジャクソン bad Michael Jackson Bad ホワッツマイケル

この『What’s Michael?』本当に面白いのでおすすめです!昔のワイド版がもう廃盤になってしまったみたいで、今は新しい表紙になっているみたいですが。(昔のワイド版表紙が昭和を感じてお気に入りなのだけど)

そうなのです、このシーンをただただなんとなく思い出して
「ああ 、BadのMVて実際どんな感じだったかなあ?」だなんて見比べてみようとYou TubeでBadのMV検索しました。
見始めこそ「まあ色々あったけど、なんだかんだでかっこいいよね〜」だなんて嘯いたり。
冷やかし半分で他のMVもチラッと見てやろうと覗くことになりました。


そのなんとなく次見たMVのあるシーンでを見て
私の足は沼の深みに片足囚われてしまいました。

いつの間にか広大なMJという沼に気軽にヘラヘラ入り込ん出いたことに
私はその時初めて気づいたのです。
沼から上がるにも抵抗できないほど、また陸が見えないほどに入ってきてしまったようでした。


よ う こ そ 広 大 で 深 く 甘 美 な 沼 へ

そのMVについては次回に続く→★

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